犬の床ずれの症状と、発症後の対策について考察しています。

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犬が床ずれになるとどんな症状になる？

 

 

「床ずれ(疾病名=褥瘡)」とは体重の集中する部位の骨と寝具に挟まれた皮膚細胞が圧迫され、血行不良を起こすことで皮膚やその下にある細胞組織が死んでしまう外傷のことを言います。

 

この床ずれの症状は寝たきり老人の病気として私たちもよく耳にする症状ですが、犬も高齢になると発症する症状です。

 

犬の床ずれの症状も私たち人間の床ずれの症状とよく似ています。

 

初期段階では皮膚の表面が赤くなったり、皮膚皮が薄くなって痒みや痛みを伴います。また、水脹れができ、破けることで化膿する可能性もあります。

 

化膿することで、症状が進行すると、皮膚に穴が開いたように見えますが、皮膚内部がさらに大きく広がっている場合もあります。最悪の状態まで進行すると皮膚が壊死して筋肉や骨が見えてしまう状態になることもあります。

 

床ずれ発症後の対処は、傷口を殺菌し清潔に保った状態で、まずは迅速に獣医さんの診察・治療を受けさせることです。放置すると症状は改善されず、悪化する一方です。床ずれの初期段階のような症状が見られる場合には早期に対策を講じるよう心がけましょう。

 

床ずれ発症初期段階や予防についての考察はこちら≫

 

 

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