デング熱が犬に感染するとどうなる?
デング熱は犬も感染する?
現在、日本を震撼しているデング熱の脅威ですが、ペット類、特に都心部集合住宅などでも飼育しているご家庭が多いと言われる犬や猫への感染はあり得るのでしょうか?
まずは、このデング熱という病がどのような病気なのか考察してみましょう。
デング熱はどんな病気?
デング熱はデングウイルスに感染すると発症する熱帯病の一種で、主にはタイやマレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドなどアジアの亜熱帯地方にみられるウイルス感染症です。
日本人でもこういった亜熱帯の国々へ渡航した際に感染の報告が多く、意外にも平均で年間200名ほどの日本人が感染しているそうです。
これまで認知度が低かったのは、これらの東南アジアの国々では感染しうるものの、日本国内での感染は例がなかったから、と言えるでしょうか。(※国内感染は69年ぶりと報道されています。)
・この地方からのウィルスに感染している渡航客が症状が出ずに来日してくるため。
・病気を媒介する「蚊(ヒトスジシマカ)」が日本列島の温暖化によって繁殖増加傾向にあること
このようなことが挙げられるとされています。
最初に感染が確認された代々木公園近隣の方や、感染報告の拡大によって広がる新宿区、渋谷区、また周囲のペットを飼っている方にとっては、自分自身の感染と同時に、ペットへの感染も非常に心配です。
犬や猫については、感染リスクはかなり低いようですが、ウィルスをもった蚊に刺されると感染することも稀にありうるようです。
ただし、感染しても人間のように高熱の症状は出ないということのようです。
ペットのことを想えば、まずは一安心ではありますが、一つ心配なことも浮かびます。
症状がいっそのこと出れば、すぐに病院へ行って人もペットも対処をすることができますが、症状が出ないということになると、ウィルスに感染していても気づかずに、犬を媒介にして人間へ感染するかもしれない・・・、そんな不安が頭をよぎります。この可能性については、明確な証言が現在のところ無く、厳重注意が必要です。
デング熱への対策は、根本的なことからはじめましょう。
まずは、外出時に蚊にさされにくいよう服装や警備を行うこと。特に毎日欠かすことの出来ない犬のお散歩時、市販の犬用虫除けグッズなどを駆使するなどして配慮を心がけましょう。
蚊は夕方から活動が活発になると言われています。可能であればこの時間帯を避けてお散歩するなど、対象のエリア近隣の方は配慮しましょう。
特にご家族に高齢のお年寄りの方や小さなお子様のいらっしゃるご家庭では感染を持ち込まぬよう徹底した配慮を心がけましょう。
蚊の多い初夏~秋にかけての薄手の被服におすすめ!
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