犬は放し飼いをされると逆にストレスを感じてしまう？

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しつけをきちんと理解した成犬であれば放し飼いもOK？

犬は放し飼いをされると逆にストレスを感じてしまう？

小型犬などのワンちゃんを室内で飼う際、ケージやサークルに入れず「室内を自由に伸び伸びと自由に生活させてあげたい」と考える飼い主さんは多いかと思いますが、実は意外にもケージやサークル飼いのほうがストレスにならないという考察があります。

犬は本能のなごりで、自分の自由に動けるエリアを自分の居場所として認識します。この縄張り本能をテリトリーと言います。

これはどこに居てもそうです。室内であっても犬が自由に動けるエリアは自分のテリトリーとして行動するようになります。

しかし自由奔放にテリトリーを決めて生活されては人との暮らしは上手くはいきません。

人との共同生活をしていくうえで、必要なルールを習得したあとの立派な成犬であれば、放し飼いもメリットはありますが、しつけも何も理解しておらず、人との暮らしに不慣れな幼犬のうちから放し飼いをしてしまうと逆に様々なストレスを感じてしまうということが言われています。

しっかりと飼い主さんとの主従関係と安心感、信頼関係を築くまでは、

●自分の居場所の認識させること
●トイレトレーニングや無駄吠え抑制など、しつけを理解し飼い主に服従を覚えること
●ある程度規則正しく、生活をさせて、人との暮らしに慣れさせること

上記のような点を、放し飼いをせずにケージやサークル、ベッド等の柵内にて理解させていくことが重要です。

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