犬との散歩で大切なことは?犬の糞尿(うんち・おしっこ)の処理は?
最低限、知っておきたい犬の散歩マナー
犬の散歩には社会の一員として守らなければならないマナーとルールがあります。その多くのことは思いやりやモラルです。誰でも自宅の玄関先に、糞尿を放置されたらイヤですし、それが、みんなが通学や出勤で通る公道であっても同じこと。また、犬が走り回って通行の妨げになったり、車両に迷惑をかけるようなこともあってはなりません。
こうした例以外にも、犬の散歩には最低限知っておきたいマナーや法律の決まり事がいくつかあります。
改めて犬との散歩マナーについて考えてみましょう。
リーダーウォークでの散歩
リーダーウォークとは、犬が主導で歩くのではなく飼い主さんの傍で離れずに一定の距離を保って歩くことです。もしもリーダーウォークができないまま散歩に出かけると、犬が自由に動き回って、車の通る路上に飛び出して思わぬ事故を起こしたり、犬の習性で拾い食いをしてしまったり、他の犬や猫に吠えたり、周囲の人に迷惑をかけたり、トラブルの原因にもなりかねません。あまり窮屈な散歩もかわいそうですが、犬の安全を守るという意味でも主従関係があるうえでの散歩(リーダーウォーク)をしつけることはとても大切なことです。
犬の糞尿(うんち・おしっこ)は必ず後始末をおこなうこと
犬の散歩の際、うんちやおしっこの排泄の処理、また、マーキングした箇所の後始末は飼い主さんの仕事です。うんちをした場合には、速やかに手持ちのティッシュや新聞紙などで糞(うんち)をくるんで、ビニール袋などに入れて持ち帰りましょう。また持ち帰った後の糞の処理については地域の条例によって定められた方法で処理するようにしましょう。おしっこやマーキングをしてしまった場合には、その箇所を水で軽く流すのがマナーです。
また、散歩の際の排尿については、そもそもさせないように調教することも飼育者のマナーです。仮に野外で排泄を当たり前にしてしまった場合、犬は「屋外に出たら排泄をする」という癖がついてしまいます。このような癖がつくと糞尿の後始末が大変になるばかりか、公共の道路が汚れていく原因にもつながります。
リードで常にコントロールできるようにすること
リードは飼い主さんと犬をつなぐ唯一のツールです。万が一、犬が良くない行いをしようとした際、それをいつでも止めさせることができるようリードをコントロールできなければなりません。
犬の安全と社会のマナーのために、最低限のリードワークを準備、習得してから散歩へ出かけるようにしましょう。
犬の散歩は多くの場合、近所の公道をルートとしている飼い主さんが多いです。特に都心部などでは、行き交う車や人が多く、そこが交通量の多い公道であったりもします。犬の散歩マナーを守って、犬を飼っている人もそうでない人も、みんなが気持ちよく通れる道を目指しましょう。
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散歩時に便利なおしゃれでかわいいオーナーさん用のマナーポーチです。ティッシュや新聞紙などの排泄に備えた携帯品を入れて使ったり、そうでない場合は、おやつ入れや小物入れとしても使えます。内生地は制菌、消臭加工が施されていて、イヤな臭いをシャットアウト。フック式なのでイメージのようにデニムに引っかけてスタイリッシュにお出かけできます。