犬が蚊に刺されると？〔夏に多い犬の皮膚疾患〕

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昆虫アレルギー性皮膚炎について

フィラリアだけじゃない？犬が蚊に刺されて患う皮膚の疾患とは？

野原を散歩する犬

犬を飼っている飼い主の皆さんは、昆虫アレルギー性皮膚炎という皮膚疾患の名前を聞いたことがあるでしょうか？

近年、犬が蚊に刺された際に発症するアレルギー性皮膚炎の感染報告が増えています。

その病名は、昆虫アレルギー性皮膚炎。

昆虫に刺されるだけでなく場合によっては、接触をするだけでも感染してしまう可能性のあるとても怖い感染症です。

多くの場合は、汗や二酸化炭素に集まる習性のある蚊が、犬などの動物を刺した際に、唾液を注入することで、犬の体にアレルギー反応が起こり、痒みを伴って腫れ上がるところから症状ははじまります。

全身、または刺された箇所の周辺が赤く腫れたり、かゆみを伴って犬が掻いたり、蕁麻疹やかぶれなどの外傷となって現れることも。また体の内部でも頭重、発熱、倦怠感、ぜん息、呼吸困難的症状を引き起こすなどの症状を伴う可能性もあります。最悪の場合だと、アナフィラキシーショックなどの症状を引き起こし、死に至ってしまうようなケースも事例があり、決して侮ることはできません。

皮膚の疼きや痒みは犬にとっても苦痛そのもの。私たち人間同様、掻く動作を必死に繰り返します。

刺されたあとにこのような動作で気づくことが多いだけに、なかなか防ぎようがなく、予防よりも事後に対処してあげる他、対策がありません。

予防としては、蚊が多いと分かっている場所には愛犬を連れて行かないことや、蚊に刺されにくくなるようドッグウェアで身を保護するなど。

症状が軽い場合には市販の蚊や虫刺され用の塗り薬などで処置をし様子をみても良いかと思いますが、治りが悪く悪化してただれてしまうようであれば、早い段階で獣医、ペット病院等で獣医さんの適切な治療を受けることをおすすめします。

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もともとはレインコート(犬用の雨具)ですが、蚊避けや虫避けとしても使えます。パっとすぐに羽織れて、必要がなくなったらその場で脱がせるのもカンタンです♪お出かけの際には折りたたんでキャリーバッグのポケットに収納しておけば、万が一のときにも安心です。〔レインジャケット/ブランド：MandarineBros/価格：2,800円(税抜)〕